『関節が変性(変形)する理由』

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関節の変性——あなたの身体に起きている本当の理由と、N Shipができること

はじめに

年齢を重ねると、「なんとなく関節が痛い」「朝起きるとこわばる」「動かすとパキパキ音がする」といった不調が増えてきます。

「もう歳だから仕方ない」と思われがちですが、実は関節の変性(老化)は年齢だけが原因ではありません。

日常のクセ、姿勢、血流、筋肉のバランス、ホルモンの影響、使いすぎ・使わなさすぎ…これらの積み重ねが、知らないあいだに関節を変化させていきます。

そして 関節の変性は“自然に治るものではない” ため、気づいた人からケアを始めることがとても大切です。

このブログでは、

  • 関節が変性する本当の理由
  • どんなプロセスで痛みへつながるのか
  • 女性に多い手指の変性(ヘバーデン結節など)
  • 肩・腰・膝が悪くなるメカニズム
  • 自分でできる予防法
  • N Shipでのケアが効果的な理由

を、専門知識がない人でも理解できる内容で、わかりやすくまとめています。

あなたの身体の「未来」を変える第一歩になる内容です。

ぜひ最後まで読んでみてください。

■1. そもそも“関節が変性する”とはどういうこと?

関節の変性とは、

関節を構成する軟骨・骨・靱帯・関節包・筋肉・腱などが、時間とともに弱ったり変形したりすること をいいます。

変性は、突然起こるものではありません。

目に見えないレベルの「少しのズレ」や「微妙な負担」が、何年も積み重なって起きている現象です。

特に…

  • 座る時間が長い
  • 同じ姿勢が続く
  • 運動不足
  • ストレス
  • ホルモンバランスの変化
  • 体重増加
  • 血流の低下
  • 筋力の低下(特に体幹・殿部)

これらが重なると、関節は着実に弱っていきます。

 ■2. なぜ関節は変性しやすいのか?——「血流」と「荷重」の問題

関節の変性は 血流の低下 × 不均等な荷重 の2つが最大の原因です。

●① 血流が悪くなると関節は修復できない

軟骨には血管がありません。

ではどう回復するかというと…

軟骨は“関節液”から栄養をもらっています。

関節液がしっかり循環するためには、

関節を動かすこと、筋肉が働くこと、血流が良いこと が必須。

しかし現代人は…

  • 長時間のデスクワーク
  • スマホでの猫背
  • 姿勢不良
  • 運動不足

これにより、関節まわりの血流は常に不足気味。

血流が悪いと、軟骨の回復スピードよりも、摩耗のスピードの方が早くなります。

その結果、徐々に関節が弱っていくのです。

●② 間違った荷重で関節はどんどん偏る

人間の関節は、まっすぐ立って、まっすぐ歩くことで“均等に荷重がかかる”ように作られています。

しかし、いつのまにか…

  • 反り腰
  • 猫背
  • O脚・X脚
  • 内股・外股
  • 片側重心
  • 足のアーチ低下(扁平足)
  • 筋力不足

などが起きていると、一部の関節だけに負担が集中します。

小さな偏りが何年も続けば…

  • 膝の内側だけすり減る
  • 腰椎の一部分だけ負担がかかる
  • 指の関節が変形していく
  • 肩の軟骨が薄くなる

といった変性が起こるのは当然です。

 ■3. 関節はこうして痛みへ進んでいく(進行プロセス4段階)

関節の変性は、典型的に4つの段階を経て進行します。

●【第1段階】違和感・こわばりが出る

  • 朝のこわばり
  • 長時間座ると痛い
  • なんとなく関節が重い
  • 動き出しがつらい

この段階はまだ軽度で、元に戻しやすい時期です。

●【第2段階】部分的な痛みが出始める

  • 膝の内側が痛い
  • 腰の片側が重い
  • 肩が上がりにくい

使った時だけ痛むレベルですが、軟骨が薄くなり始めています。

●【第3段階】骨の変形が始まる

軟骨がかなり薄くなり、骨同士が接近。

レントゲンで「変形していますね」と言われ始める段階。

  • O脚が進む
  • 指の関節が太くなる
  • 動作のたびに痛み

ここまで来ると自然回復はほぼ難しい。

●【第4段階】関節そのものが壊れ、強い痛みが続く

  • 歩けない
  • 夜も痛い
  • 指の関節が大きく変形

最終的には手術も検討するレベルです。

しかし ここまで進まないようにすることは可能。

ここからが重要です。

 ■4. 特に女性に多い「手指の関節変性」

女性には、ホルモン・家事動作・手の使いすぎなどの理由で、手指の関節変性が非常に多く見られます。

代表的なのが以下の2つ。

●① ヘバーデン結節(指の第一関節)

  • 指先の関節が膨らむ
  • 痛い
  • 赤くなる
  • 曲がってくる

40〜60代女性に特に多く発症します。

●② ブシャール結節(第2関節)

  • 中間の関節が腫れる
  • 変形して太くなる
  • 指を広げると痛む

ヘバーデンより少し内側の関節に起きます。

●女性に多い理由

  • 女性ホルモンの変化(特に更年期)
  • 手作業・家事・スマホの増加
  • 冷え性で血流が悪い
  • 筋力不足
  • 関節が柔らかい(ゆるい)

さらに、「巻き肩」「猫背」になることで腕〜手の血流が悪くなり、関節の変性が加速します。

手の痛みは“手だけの問題ではない” のがポイント。

肩・肋骨・背骨の歪みまで関わります。

N Shipの施術では、この「上半身のラインのズレ」を整えていくため、根本改善につながりやすいのです。

 ■5. 特に変性が多い3つの関節

関節の変性は全身に起こりますが、圧倒的に多いのは…

●① 膝

  • 内側の軟骨がすり減りやすい
  • O脚との関係が深い
  • 太もも内側の筋力低下で悪化
  • 体重増加の影響が大きい

膝の変性は「姿勢の悪さ × 足のアーチ × 歩き方」の影響が非常に強い。

●② 腰

  • 座りすぎで血流が落ちる
  • 反り腰・猫背で圧が集中
  • お腹・お尻の筋力低下

慢性的な腰痛の多くは“関節(椎間関節)”の変性が背景にあります。

●③ 肩

  • スマホ首で肩の関節の位置がズレる
  • 巻き肩で関節が前に圧迫される
  • 腕を上げるたびに関節が摩耗

四十肩・五十肩も、この過程の延長で起きるものです。

 ■6. 関節の変性を止める3つの鍵

関節の変性は完全に止めることはできません。

しかし、進行を遅らせる・痛みを減らす・変形を悪化させない ことはできます。

そのための3つの鍵がこちら。

●① “正しい動き”で関節に均等な荷重をかける

悪い姿勢で動くほど、関節は摩耗します。

  • まっすぐ立つ
  • 正しい歩き方
  • 肋骨の位置
  • 体幹の安定
  • 股関節の使い方

これを整えると、関節の負担は劇的に減ります。

●② 血流を改善する

血流が良くなるほど、関節は回復しやすくなります。

  • 深呼吸
  • ふくらはぎを動かす
  • 姿勢改善
  • ローリングで循環アップ
  • 温める
  • 背骨をしなやかに動かす

血流は「関節の生命線」です。

●③ 正しい筋肉を正しく使う

“弱っている筋肉”と“使いすぎている筋肉”を見極めれば、関節の負担はなくなります。

特に重要なのは…

  • 体幹
  • お尻(中殿筋)
  • 太もも裏
  • 肩甲骨まわり
  • 足の内側アーチ

これらはN Shipの施術+ピラティスで改善できます。

 ■7. なぜN Shipの施術は関節の変性に強いのか?

N Shipでは、

「ローリング療法×整体×ピラティス」を組み合わせた独自アプローチを採用。

これは関節変性の根本原因である

  • 血流不足
  • 筋肉のアンバランス
  • 姿勢の崩れ
  • 関節の偏った荷重

をトータルで改善するための最適な組み合わせです。

●① ローリング療法で血流を一気に改善

ローラー器具で筋膜・筋肉・関節まわりに刺激を入れることで、

  • 血流が大幅にアップ
  • 関節液の循環が良くなる
  • 身体のこわばりが取れる
  • 動きがスムーズに

という変化が起きます。

「変性=治らない」というイメージがありますが、

血流が良くなるだけで痛みは大きく軽減します。

●② 整体で関節の位置を整える

ずれた位置のまま使えば、関節は摩耗し続けます。

  • 肩のズレ
  • 骨盤の歪み
  • 背骨の硬さ
  • 膝のねじれ
  • 足首の不安定

これらを整えることで、関節の負担が激減します。

●③ ピラティスで「正しい関節の使い方」を身体に覚えさせる

関節にとって最も大切なのは、

“正しい動き”で日常を過ごすこと。

ローリング=準備

整体=リセット

ピラティス=再教育

この流れで関節はどんどん変わっていきます。

 ■8. 手指の変性へのN Shipでの対応

特に女性に多い手指の変性(ヘバーデン結節・ブシャール結節)は、

指だけをケアしても良くなりません。

N Shipでは

  • 肩〜背骨〜肋骨の位置改善
  • 巻き肩の解消
  • 首と腕の血流改善
  • 呼吸による胸郭の可動域拡大
  • 指の関節の負担を減らす動作改善

を行うことで、痛みや炎症が落ち着きやすくなります。

実際に多くの女性が

「朝のこわばりがなくなった」

「指の痛みが軽くなった」と変化を実感されています。

 ■9. 今日からできる予防&セルフケア

簡単なものだけ紹介します。

●① 胸をひらいて呼吸する

スマホ+猫背で関節は固まります。

3秒吸って、6秒吐く。これだけでOK。

●② ふくらはぎを動かす

関節の血流は“下半身”で決まります。

つま先立ち10回を1日3セット。

●③ 手のひらストレッチ

手指の変性予防に必須。

  • 手を大きく開く
  • 指を反らせる
  • 手首を柔らかくする

●④ 足のアーチを意識して歩く

膝・腰の変性予防に直結。

歩くたびに関節を守ります。

 ■10. まとめ

関節の変性は年齢のせいではありません。

原因は、

  • 姿勢
  • 血流
  • 筋肉
  • 生活環境
  • 動作のクセ

これらの積み重ねです。

変性は治せない部分もありますが、

痛み・不調・進行は止められる。そして、関節の変性で悩んでいる人ほど、

ローリング療法×整体×ピラティスのN Shipのアプローチが効果を発揮します。

「今よりもっと楽に動きたい」

「これ以上変形したくない」

「痛みのない生活を取り戻したい」

そんな方にこそ、N Shipは力になれる場所です。

あなたの身体の未来は、今日から変えられます。

一緒に、“よりよい人生へ向かう身体”を作っていきましょう。