ローリング療法でのアプローチ
指先〜全身のしこりを探し、刺激量を少なめに全身のしこりを取り除きます。
関節リウマチは自己免疫疾患であり、基本的に病院での経過観察と投薬治療が必須です。
それと並行して、ローリング療法で全身の調整を行います。
安静時の痛みや手指〜手関節の腫れもあり、一番柔らかい素材のローリング器でしこりと体の中のりゃっ感(擽感くすぐったさ)を取り除くことを重点とします。
細かなしこり、筋硬結を満遍なくドーぜ(刺激量)を合わせながら、状態に応じて、ローリング器を変更し、体からの反応を見て改善を図ります。
また、日常生活での手部、手関節の負担が出るような使い方を改める調整を行います。
筋肉、関節が硬くなると一定の部分に負荷が増大し、炎症反応を引き出します。
重要なポイントは、部分の運動から動作を全身運動へ改善を図ることです。そうすることで一つの動きに対して、参加する関節、筋肉を増やし負荷の分散を行います。
筋肉が効率よく動くことにより、筋ポンプ作用が刺激され血流の改善、代謝の亢進が期待出来ます。連動性を上げることで、炎症部位の軽減に繋がり、痛みが改善の方向に向かいました。
ー 利 用 者 さ ま の 声 ー
通院して、3ヶ月程でテニスを定期的に再開!テニスを定期的に再開できるようになりました。ローリング療法の効果ももちろんあると思いますが、セルフトレーニングを状態に応じて伝えて頂き、取り組むことで自分も改善に向かうことに参加していると教えて頂きました。
自分も取り組むことで、身体のケアの大切さも気付き引き続き、通院していきたいと思います。