姿勢が悪いけど治りますか??

お知らせ

姿勢が悪いけど治りますか?ってよくお客様から尋ねられます。

 

最近の健康情報でよく静止画で姿勢の良し悪しを伝えている場面が見受けられます。

猫背だから姿勢が悪いね。腰が丸くなりすぎているからしっかりと姿勢を伸ばしなさい。教育現場でも食事をする場面でも姿勢を正して行うことが良しとなっています。しかもその良い姿勢の基準が静止画で認識されている姿勢なんです。

 

ネット広告でも写真のビフォーアフターで治療アプローチをしたらこんなに変化ありますなどのうたい文句で営業していることをよくみかけます。テレビもそうです。

もちろん姿勢を意識することも大事です。ですが、人は本来寝ている時間は別として、ほとんどが動的に生活をして筋、関節は絶えず協調し合って活動しています。

 

座っててもそうです。必ず手は字を書いたり、パソコンを打ったりで上肢と背骨は常にリンクして連動しています。

 

巷では、この動的の姿勢と静的の姿勢を考えずに姿勢が良い悪いを評価しています。

ですがこの意識が、ほとんどの硬さを生む原因です。

当店は、動的にをフォーカスし姿勢や身体の動き方を評価します。固める意識より常に動く意識です。筋肉を伸ばすより縮めることを意識します。

 

上肢と背骨、下肢と骨盤をどのように連動させるか、全身運動がどれだけできているかです。

 

部分運動→高齢者でロボットみたいな動き 全身運動→子供のダイナミックな動き

このギャップをどれだけ埋めていくのかが身体メンテナンスの鍵になります。

質問の答えとしてこう答えます。

『まず悪い姿勢が○○さんにとって、本当に悪いのか調べる必要があります。骨格などの特徴によって人それぞれに個性があり、自然な姿勢かもしれません。身体を動かしたときに関節の動きや筋肉がどのように反応をしているのか、部分運動主体に動いているのか、全身運動主体に動いているのかがとても大切です。そこを調べさせていただき○○さんにとって動きやすい身体になるようにメンテナンスしていきますね』